コンテナハウスブームの由来を探して見ました
日本でも話題になった事は覚えてますでしょうか。1990年代後半以降の中国で、開かれた大学教育の方針に導かれ、各地方から夢を追いかけ、都会へ勉学に来た大学生たちが卒業しても、失業率がどんぞこの当時は就職先が全くなく、それでも夢は捨てたくない、負けて帰りたくないと言う大学生たちは露天泊、コンテナに住み、地下室に住み、「蟻族」や「ネズミ族」と呼ばれていました。
当時、都会の大学周辺によりどころもなく、お金もない若者達は、毎年大量に発生し、苦しい時代を凌いで生き続ける為、自ら工夫した生活スタイルの画像がインターネット上で拡散し、国際的に大いに注目されました。多分、コンテナハウスはこの頃から飛躍的に発展を遂げたものと思います。勿論、それまでもコンテナハウスは存在していたと思います、世界中の貧困層の中で使われていた画像も昔ちらほらネットで見かけましたが、なかなか詳しいデータまで見つける事が出来ませんでした。
「蟻族」や「ネズミ族」がきっかけとなり、廃棄以外に使い道がないと思われ、港で放置されていたコンテナは新しい用途に適しているとわかり、当時は廃鉄同然の安値で手に入れられましたので、コンテナハウスを仮住宅に改造して安く賃貸する中国業者が多く出現しました。
では、「蟻族」や「ネズミ族」から抜きんでて来た頭脳派の生活スタイル画像を集めたもの(H14年ごろの記事をリニューアル)をスライドショーにして見ましたので、興味がある方はどうぞBGMのボリュームに気を付けて、ご覧ください。